【完全版】初めての外壁塗装で必要な基礎知識

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初めての外壁塗装で必要な基礎知識

初めての外壁塗装では、色々と分からないことや知りたい事が出てきます。

業者さんが悪く無くても、知識が無い状態だと何かにつけて「失敗した・騙された・もっと早く知っておけば良かった…」といった後悔の確率が高まるものです。

この記事で外壁塗装に関する基礎知識を得ることで外壁塗装を行うべき時期や、業者選び・塗料や色選び・工事中の困ったことが無くなり「満足いく外壁塗装」が出来るようになります。

目次

外壁塗装が必要な理由

外壁塗装が必要な理由は1つ「家を長持ちさせるため」ですね。

ですから極端な話ですが≪新築から25年程度で再度建て替える≫という場合は、外壁塗装は必要ありません。
(そんな方がいるのかは分かりませんが…)

一般的な話に戻すと、家は外壁塗装でメンテナンスをする事で以下の6つの効果があります。

外壁塗装が必要な理由
  1. 劣化を予防
  2. 損傷部分を補修
  3. 表面の保護
  4. 美観の再生
  5. 色の変更
  6. 付加機

足場がある時のついでの工事

塗装工事では無い部分で足場が必要な工事も沢山あります。

そんな工事は足場がある時にしておいた方がお得ですので、この機会に検討すると良いでしょう。

外壁塗装の価格の目安・相場

「一般的な戸建て住宅」で、足場を掛け屋根・外壁・付帯塗装一式を適正な工事内容で行った場合の
適正価格は、ズバリ「95万円~120万円」程度です。

外壁塗装の価格の目安として【なんとなく、100万円で収まれば…】という期待があるかと思います。

ベースとして考えるのは100万円で間違ってはいないのですが、100万円で収まるかどうかは家の大きさや外壁の種類・塗料の種類等で変わります。

実際にはそれぞれの建物で条件が違ってきますが、
上記で考えた「平均的な戸建て住宅」とは以下のような物件になります。

外壁塗装の価格の相場目安
  • 築10年(初めての塗り替え・雨漏り無し)
  • 木造2階建・延べ床面積30坪(分譲建売住宅)
  • スレート屋根
  • モルタル外壁(リシン吹き付け仕上げ・一部アクセント塗装+玄関廻りタイル貼り)
  • 雨戸なし・シャッター有(1階バルコニー下掃き出し窓2カ所・東西腰窓2カ所)

外壁塗装の価格の相場表

外壁塗装の価格の相場を表にしてみたので参考にしてみて下さい。

大きさ外壁塗装の価格屋根塗装の価格シール工事
20坪¥598,000円~¥200,000円~¥120,000円~
25坪¥684,000円~¥250,000円~¥150,000円~
30坪¥766,000円~¥300,000円~¥180,000円~
35坪¥845,000円~¥350,000円~¥210,000円~
40坪¥922,000円~¥350,000円~¥240,000円~
45坪¥1,081,000円~¥400,000円~¥270,000円~

シール工事が必要な家の価格が2割増しになる理由

外壁塗装の価格がそれぞれの家によって違ってくる要素は下記のように結構沢山あります。

特によくある事で注意したいのがシール工事です。
サイディングボードの外壁や、ヘーベルボード/ALCボードなど、ボード材(パネル材)で出来ている家では、各ボードとボードの繋ぎ目に目地があります。

その目地を埋めるためにシーリング材が埋めてあり、外壁塗装と同時にそのシーリング材を交換するシール工事が必要です。

※ただしモルタル外壁の場合は、基本的に外壁に目地がありませんからシール工事は要りません。

シール工事の価格は工事全体の20%程度になるので、価格の目安を知るには無視できない項目です。
ご自宅の外壁が何で出来ているのかを知っておかないと、相場感も見誤ってしまいますので一度確認してみるのをお勧めします。

その他、外壁塗装の価格に反映される条件について

上記のサンプル住宅から実際には以下のような条件の違いによって、
それぞれに価格に差が出ます。

業者の見積もり診断は、このような部分の計測とチェックを行うことで適正価格を算出します。

価格が増減するパターンには下記の要素があります。

外壁塗装の価格に反映される要素
  • 築年数
  • 建物の床面積
  • 高さ(階数)
  • 外壁の種類(モルタル・サイディング・ALCなど…)
  • 塗料の種類
  • 周囲の広さ(隣の建物との距離)
  • 下地の劣化状況
  • 不具合状況の有無
  • 付帯塗装の量 階数(平屋はお安く・3階建て以上は高い)
  • ビルトインガレージがあると塗装面積が増えるので高い
  • 外壁にタイルが貼られていると塗装面積が減るので安くなる

外壁塗装のオプション工事

お施主様のご意向や、建物のメンテナンスに必要な工事として、上記の工事以外に追加で下記オプションを付ける事もあります。

外壁塗装のオプション工事
  • 外壁塗料・屋根塗料のグレードアップ/遮熱塗料への変更
  • バルコニー床の防水工事
  • 不具合箇所の補修(大工工事など)
  • 外壁がサイディングの場合にはシール工事(コーキング工事)は必須
  • 2回目の屋根塗装の場合は縁切りまたはタスペーサー
  • その他リフォーム工事や、雨どいの交換・アンテナの撤去など

※ペンキの塗り替え工事とは言っても、足場を掛けるならついでにやりたい工事や、
やらなければいけないメンテナンス工事・補修工事が見つかる場合もあります。

価格帯の違いと工事内容の違い

どんな商品でも業界が成熟してくると価格帯やサービス内容による住み分けが起きてきます。

100円ショップで売っている商品と似たようなものは無印良品でも売っていますが、
その質はやはり価格に見合ったものに感じます。

100円ショップに限らず、最近は格安スマートフォンから格安航空会社まで、
「価格帯の住み分け」が進んでいて、
外壁塗装でも298,000円でコミコミ価格と言うチラシを見た事があります。

「理由あって安い」理由を納得して依頼するのなら良いのかもしれません。

ただ、食品偽装問題や、マンションの基礎の杭の偽装など、
見積もり通りの工事をしない工事が「安さの理由」では困ります。

その「理由があってこの価格」と言う部分の見極めが重要になります。

外壁塗装を行うベストな時期

ローラー塗装中の外壁
10年~12年周期で定期的に外壁を塗れば家は長持ちします

外壁塗装を行う時期を一番簡単に言うと【10年~12年に1度】が正解です。

ただし、少しでも先延ばししたい場合その分の劣化のリスクと費用のメリットを考慮しながら時期を見計らっていく事になります。

現在は塗料の性能が上がって色々な塗料が選べるようになったので、もっと長持ちすると言われている塗料も沢山あります。

しかし、それでも「13年~14年」までが限度と考えておいた方が良いでしょう。
長持ちし過ぎる塗料には下記のような注意点があるからです。

外壁塗装に最適な季節は?

外壁塗装に最適な季節についても良く話題になります。

日本は広いので、全国統一の答えが出来ませんが、メーカーカタログに記載のある範囲では、雨天は無理として「気温が5℃を下回らない事」というのがあります。
この意味は、塗った塗料が乾くまでに凍ってしまうと良くないからです。

また、真冬に屋根に屋根を塗っていて夜露が下りると塗装の艶が引けます
そんな季節でに屋根を塗る場合は、屋根の塗装が出来る時間帯が10時頃~14時頃までに限られてしまいます。

14時までに塗り終わっておけば、夜露が下りる前に乾いてしまうので大丈夫です。

それを除けば「雨が降っていなければ、いつでも良い」事になります。
ですから、外壁塗装に最適な季節の答えは【あなたのお住まいの地域で1年で雨が一番降らない可能性の高い季節】になります。

とは言え、春夏秋冬・365日のうちの2週間程度で雨が全く降らない時期は探せません
また、4日程度の雨が降ると多少なりとも工事の進行の妨げになります。
それだけでも予言して日程を組むのは無理なので、時期については一年中いつでも同じと言えます。

外壁塗装で使う塗料の種類

外壁塗装で塗る塗料選びは、重要ですが、種類が多いので分かり辛いのが困ったものです。

外壁も屋根も、塗料の選び方は2段階です。

① 既存外壁の下地による分類

まずは外壁の下地による分類です。

「下地」というのは、外壁を作っている素材とも言い換えることもできます。

外壁下地素材の種類

  • モルタル
  • サイディング
  • ALC(ヘーベルボード)
  • 鉄筋コンクリート
  • 板壁
  • ガルバリウム鋼板
  • その他ボード材
外壁の種類塗装の種類特徴
・リシン吹き付け

・ジョリパット系
艶消し塗装・手で触るとちょっと痛い
・チョーキングしない
・アートフレッシュ(水性)
・ジョリパットフレッシュ(水性)
※基本的に艶有り塗料は塗らない

・吹き付けタイル

・スタッコ吹き付け

・艶有り塗装・劣化しているとチョーキングして手に粉が付く

・各種艶有り塗料(水性・油性)

※下記の塗料のグレードが選べる

・石材調塗装・石粒を吹き付け

・手で触るとちょっと痛い

・劣化が著しい場合は、古い和室の京壁のように手で触ると表面が落ちる

・各種クリヤー塗料(水性・油性)

・各種艶有り塗料(水性・油性)

※基本的に艶有り塗料は塗らない

・サイディング外壁単色塗装・艶有り塗料・サイディングの柄は変わらない
・凹凸による陰影で濃淡が出る

・各種艶有り塗料(主に油性)

※下記の塗料のグレードが選べる

・多彩色塗装・工場にて印刷

・既存の模様(色)は変わらない

・汚れた部分はそのまま残る

・劣化が著しい場合は単色塗りつぶし

・UVプロテクトクリヤー(水性・油性)

・クリーンSDトップ(油性)

・ヘーベル
・ALC外壁

・リシン吹き付け

・ジョリパット系

・艶消し塗装

・手で触るとちょっと痛い

・チョーキングしない

・アートフレッシュ(水性)

・ジョリパットフレッシュ(水性)

・吹き付けタイル

・スタッコ吹き付け

艶有り塗装・劣化しているとチョーキングして手に粉が付く

・各種艶有り塗料(水性・油性)

※下記の塗料のグレードが選べる

外壁塗装の塗料には塗る場所ごとの種類の違いがあり、まず現状の外壁材の違いにより塗装出来る種類が分かれます

② 艶有り塗料のグレードによる塗料の種類

上記の外壁のうち、艶有り塗料のみ下記のグレードの違いや特徴の違いから塗料を選ぶ必要があります。

塗料のグレードの違いは耐候年数、いわゆる「持ち=寿命」の違いです。
グレードが上がれば工事の価格の差にも反映されますので、どの塗料選ぶかで工事の価格に差が出る部分です。

塗料グレードの種類

  • アクリル
  • 単層弾性シリコン
  • 廉価版シリコン
  • ウレタン
  • ラジカル
    (アクリル/シリコン)
  • 本格シリコン
  • フッ素
豆知識:シリコン塗料とは?

シリコン塗料とは、正しくは【アクリル・シリコン樹脂】と記載されるべき塗料です。
また、樹脂の成分がシリコン100パーセントの塗料は無く、必ずアクリル樹脂とブレンドされています。

ですから「シリコン塗料」という記載は「アクリル」を省略していて、正しくは「アクリル・シリコン塗料」になります。

アクリル樹脂に何パーセントのシリコン樹脂がブレンドされているのかメーカーの公表はありません。
グレードの低い単層弾性でもシリコン塗料が存在しているので、下記の表では便宜的にシリコン塗料が3種類ある事になっていて、塗料選びを難しくしている一つの要因となっています。

塗料グレード耐用年数平米単価の目安特徴

アクリル
(水性)

6年~
8年
1,400円~
1,600円

アクリル塗料は、安価で寿命が短く「内外部兼用」として作られている塗料多く「外壁塗装用」として作られている塗料がほとんど有りません。

ですから戸建住宅の外壁塗装で塗られる機会もほとんど無いのが現状です。

単層弾性
シリコン
(水性)
7年~
9年
1,500円~
1,800円

単層弾性は、ちょっと特殊な塗材です。

本来の使い方は外壁の凹凸主材に色を付けておき上塗りを不要とする工期短縮型の材料になります。

昔はこの方法が「手抜き工事の代名詞:水増し工法」でしたが、今はメーカーカタログにも純正仕様として認められるようになっています。

廉価版
シリコン
(水性)
9年~
11年
1,800円~
2,200円

廉価版シリコン塗料は、シリコン樹脂の配合量を耐候年数10年程度なるようにブレンドしてある塗料です。

便宜上「廉価版」としていますが外壁塗装のベストな塗り替え時期に合わせて作ってあるので、この塗料を塗って10年後に再塗装をするのが、実は一番ベストな塗り替えの方法になります。

ウレタン
(2液型油性)
11年~
13年
2,000円~
2,400円

ウレタン塗料は、外壁塗装用で使わる場合は油性塗料が多くなっています。

油性の外壁塗装用塗料は1液型と2液型がありますが、1液型の油性ウレタン塗料はグレードが低く外壁塗装には向きません。

水性塗料ではアクリルと同様「内外部兼用」が多く、外壁塗装には向きません。

ラジカル
(水性)
(アクリル/
シリコン)
12年~
14年
2,400円~
2,800円

ラジカル塗料は、2012年に日本ペイントから「ニッペパーフェクトトップ」が発売され広まった最新の塗料です。

「ラジカル」というのは樹脂の名前では無く、ラジカル制御技術を使ったアクリル塗料と、アクリルシリコン塗料の総称です。

各メーカーのカタログ等には「シリコンを超える」等の記載がありますが、シリコンのグレードが定まっていない事もあり、どのグレードのシリコンを超えているのかは分かりません。

一般的にはメーカーのイチ推し塗料なので、それに追随する業者さんが多いのも特徴です。

本格シリコン
(2液型水性)
(2液型油性)
13年~
15年
2,800円~
3,500円

本格シリコン塗料とは、各種あるシリコングレードの最上位に当たるランクのもです。

一般住宅の塗替えでは2液型の水性塗料と油性塗料が主に使われています。

寿命が長く価格帯も上位になりますが、このグレードを超えると15年以上の耐候性を謳わなくてはならなくなるので、外壁塗膜以外の部分の劣化が心配になります

(詳しくは→外壁塗装で15年以上長持ちする塗料を塗ってはいけない本当の理由)ですので、実質的に外壁塗装用の最高グレードとも言えます。

フッ素15年以上3,500円~
4,500円

フッ素塗料は、戸建住宅の塗り替え用塗料では最高級グレードの塗料です。

以前は住宅用に使い辛い強いシンナー系の2液型塗料しかありませんでしたが、今では扱いやすいラインナップも増えて油性塗料(2液・1液)や水性塗料(2液・1液)と、どのフッ素塗料を選んだら良いのか分かりにくい状況になってしまいました。

いずれにしても材料価格帯からも本格シリコン塗料よりも性能が高いので、状況に応じてメンテナンスサイクルを長く取っても大丈夫な建物には魅力的は塗料になります。

屋根の塗装と塗料

屋根材の分類と塗料

遮熱系屋根塗料のグレードによる塗料の種類(薄型スレート/コロニアル屋根)

各屋根塗料の主な特徴は耐候年数と臭いの有無です。

塗料グレード耐用年数平米単価の目安
遮熱・屋根塗料
ウレタン(油性)
10年~12年1,800円~2,200円
遮熱・屋根塗料
シリコン(油性)
12年~14年2,400円~2,800円
遮熱・屋根塗料
フッ素(油性)
14年~16年3,000円~4,500円
遮熱・屋根塗料
シリコン(水性)
12年~14年2,600円~3,000円
遮熱・屋根塗料
フッ素(水性)
14年~16年4,000円~5,000円

屋根塗装におけるタスペーサー・縁切りの必要性について

タスペーサーや縁切りが必須という記載をよく見かけますが、必ずしも必須では無く、状況に応じて必要な場合もあるのが実際です。

外壁塗装の正しい工程と日数

外壁塗装の工事は実際にどのように進むのでしょうか?
戸建住宅の外壁塗装を例に解説していきます。

全体の工事の日数

  • 25坪の2階建て…外壁・屋根・細部塗装:10日~13日
  • 30坪の2階建て…外壁・屋根・細部塗装:12日~16日
  • 40坪の2階建て…外壁・屋根・細部塗装:15日~18日

上記の日程には下記の工程が含まれていて、足場を組んでから足場を取るまでの日数になります。
工程内には日曜日・降雨荒天日の工事が無い日も含まれています。
荒天が続くと工事が出来ないので、足場の撤去もずれ込むことがあります。

工事工程の詳細

各工事の項目と工事に掛かる日数です。

「※印」のある項目のみ、単独工事になります。
印の無い工事項目は同時に進めていく場合も多く、工程表を作ってその通り工事を進めて行くのは難しいのが現状です。

  1. 足場組み(1日)※
  2. 高圧洗浄(1日)※
  3. シーリング交換:サイディング外壁のみ(1日~2日)
  4. 養生(1日~2日)
  5. 下地処理:ケレンなど(1日)
  6. シーラー塗装(1日~2日)
  7. 中塗り塗装(1日~2日)
  8. 上塗り塗装(1日~2日)
  9. 細部塗装(1日~2日)
  10. バルコニー床の塗装(防水)(1日~2日)
  11. 養生撤去・清掃(1日~2日)
  12. 現場管理者の最終チェック(1日)
  13. 足場撤去(1日)※

色の選び方

外壁塗装で業者選びの次に難しいのは色選びかもしれません。
色選びは「プロにお任せ」でも良いのですが、色の好みは人それぞれです。
また、ほとんどのプロは工事後にクレームにならないように無難な配色を勧めてくる筈です。

ただ、プロが無難だと判断した色を見せてもらってOKの返事をしても、仕上がった家の色が見本と違って見えてしまう事も多いもの。
つまり、外壁塗装の色選びを人任せにすると、自己責任感が無くなるので後悔するケースが多くなるのです。

外壁塗装の色選びで失敗しないためのコツ

外壁塗装をしても残って見える部分の色を確認する

外壁の写真を撮る
サッシの色を確認する
タイルやアクセント部分(塗装しない部分)の色を確認する
外壁を塗っても変わらず残ってしまう部分の色を確認し、その色に合う色調・合わない色調を確認する
ご家族で話し合いイメージを確認し合う

汚れが目立たない色か?好きな色か? 現状よりも濃い目にするか?薄めにするか?などから検討する

  • 周辺環境との調和を考える
  • 現状の外壁が何色使いになっているかを確認する
  • 塗装する塗料の色見本カタログの色を手に入れる
  • 色見本を手に今の外壁の色に似た色を探してみる
  • 今の色からどの程度変化変更したいのかを屋外の日陰で探す[

サンプルを取り寄せて最終決定する

  • カラーサンプルが濃く見えることを確認する
  • 濃く見える事を念頭に大きいサイズ(A4)の色見本板を作ってもらう(3枚程度)
  • 届いた色見本板を我が家の外壁にかざしてみる
  • 実際に塗る色がどのように見えるか・感じるかを認する
  • 想像力と決断力を駆使して頑張って塗る色を決める

色選びでの素人の誤解や出来ない事について

  • 近所の家やネット上で素敵な色を見つけても、その色を注文する事は出来ない
  • 記の参考にしたい家と自分の家とでは、外観デザインやサッシの色が自分の家とは合わない事がある
  • カラーシュミレーションでは詳細な色の確認が出来ない
  • 試し塗りをしても、A4サイズの見本板で確認しても効果に変わりがない
  • 周囲の景観に配慮するのは良いが、お隣が塗り替えた時に配慮してくれるかは分からない…

まとめ

いかがでしたか?
皆さんが「我が家」を大切に維持管理するための外壁塗装。
その基礎知識になる部分をまとめてみました。

それぞれの章の中の情報は、さらに詳しく解説していきますので、各章のリンクから辿って頂くか、メニュー項目から探してみて下さい。

まずはこのような判断材料を元に、

・外壁塗装って本当にする必要があるの…?
・いつごろやった方が良いの?
・いくら位かかるのかしら…

といった具体的なプランを考えてみる参考にしてみてください。

初めての外壁塗装で必要な基礎知識

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この記事を書いた人

高橋良一のアバター 高橋良一 花まるリフォーム株式会社代表

塗装職人の2代目・職人15年・外装会社経営20年。塗料や塗装の知識・業者選び等…正しい情報を分かりやすく発信します。このサイトの目標は「誰もが適切な診断と良い工事が出来るようになる事」

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