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モルタルとは
「モルタル」とはセメントと砂に水を入れて混ぜると出来る建築材料の事です。
モルタルは、「セメント」と「コンクリート」との区別が分かりにくい(似ている)ので混同されることが多い。
モルタルの主な用途
一般住宅でモルタルが使われている所は主に以下のような部分です。
モルタルの用途
- 外壁の下地
- ブロック塀の下地・目地
- 玄関床タイルの下地
- 駐車場の床仕上げ
- 外構歩行部の床
- バルコニー防水の保護モルタル仕上げ
モルタルの原料・配合量
原料
モルタルの原料は「セメント」「砂」「水」の3つです。
配合量
一般的なモルタルの場合【セメント1】:【砂2.5~3】+ 【セメントの半分程度+αの水】 を混ぜて練ります。
モルタルを練った後で出来上がる量は、砂の量になります。
(セメントは砂粒の隙間に入ってしまうので、分量が増える訳では無い)
モルタルの混ぜ方(DIY向け)
- あらかじめ使用する量を計算しておき、使用量の1.5倍程度の砂とその半分程度のセメントを用意する。
- 砂とセメントを上記配合量に合わせて混ぜておく(「から練り」といいます)
- 使用量の半分を混ぜる(最初に水を入れ、次に砂と砂とセメントを少しずつ入れる)
- 半分のモルタルが混ざった段階で、丁度良い硬さになっているか確認する
- 硬さの調整を考えながら残りの水を先に入れ、砂とセメントを入れて混ぜる