初公開【外壁塗装の手抜き工事の方法】現場で職人が行う極秘の技術

Low quality exterior wall painting
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外壁塗装の手抜き工事の情報はもはやネット上の都市伝説…

外壁塗装では「手抜き工事」をされるのではないか?と心配をなさる方も多いと思います。

また、ネット記事の中には多くの注意喚起の情報が流れて来て、余計に不安を煽られてしまいますね。

しかし、ネット記事にあるような「あからさまにバレてしまうような手抜き」は都市伝説のようなもので、実際には行われていません

手抜きの記事は「Webライター」が書いている

なぜなら、そんな「分かりやすい手抜き」は塗装の未経験者のWebライターが書いている机上の空論だからです。

実際に行われている手抜きの技術についてはさすがに語られていません。

この記事は職人としての実体験から、責任を持って私が書きました

この記事の信頼性と独自性の理由

外壁塗装職人の2代目で、塗装の技術や塗料の知識は全て体験談です。今は年間300棟以上の家を診断する外壁塗装の専門店を経営。記事は全部自分で書いているので、ライターが書いている他の記事とは正反対の「リアルな内容」も多め。(プロフィール

本当の手抜きは、誰にもバレずにきちんと終わる

本当の手抜きは、職人がわざわざ書きません。
そして、当然バレないようにしています。

この手抜きの方法は外壁塗装の職人が極秘に行っている方法で、こんな手抜きの解説は誰もしていません。

本当の手抜きは、誰にもバレずにきちんと終わり、後で形跡が残らないように行わなければならないからです。

外壁塗装の手抜きのやり方

よくあるネット上に挙げられている「手抜き」というのは、実質的には「手間を省いている=手抜き」というより「やるべき工事時自体をやらない=契約違反」と言えます。

一部の本当に悪い職人がやっているのかもしれませんが、それらは「手抜き」ではありません。

やるべきことをやらないので、どちらかと言えば犯罪です。

元請け担当者にはバレてしまう職人の心が痛む(病む)実際には手間が減らないあからさま過ぎる…といった部分が多いからです。

これからお知らせする方法は、純粋に「手間を省く手抜き」です。

外壁塗装工事で行われている【本当の手抜き】
  • お施主様にもバレず
  • 元請け担当者にもバレず
  • 一番効率が良く
  • 職人自身の心も痛まない

どちらかと言えば「家事の手抜き」に似ています。

何をするかというと、それは…

サッシ廻りなどの「刷毛で塗る作業」を極力減らすこと。

分かり辛いと思うので、詳しく解説します。

※下記画像は例題として作業途中の写真を使用しています。実際には下塗りも上塗りもきちんと塗っています。

外壁塗装工事の手抜きの工程

  1. STEP

    下塗り

    ローラーで塗れるギリギリまで塗って端の方は塗らない

    手抜き塗装【下塗りは、端まで塗らない】
  2. STEP

    中塗り

    ハケも使い、端までしっかり色を付けて塗る

    手抜き塗装【中塗りは全部塗る】
  3. STEP

    上塗り

    上塗りは、中塗りで色が付いているので下塗りと同じく端までは塗らない

    手抜き塗装【上塗りも端は塗らない】

これで人件費が半分削れます

3回は塗るので、職人も心が痛まない秘儀なのです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回の記事は、他では書けない記事を短くまとめました。

外壁塗装の「手抜き」に関しては、このほかにも記事を書こうと思うので、随時追加していきます。

興味がありましたら、他の【外壁塗装外壁塗装と手抜き工事】関連の記事も読んで頂けると有りがたいです。

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この記事を書いた人

塗装職人の2代目・職人15年・外装会社経営15年。塗料や塗装の知識・業者選び等…正しい情報を分かりやすく発信します。このサイトの目標は「誰もが適切な診断と良い工事が出来るようになる事」

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