遮熱塗料【実証実験】　2012年8月13日

2020年5月13日2020年5月26日

遮熱塗料【実証実験】2012年8月13日-R0011963 — 遮熱塗料【実証実験】2012年8月13日

遮熱塗料【実証実験】計測データ

今日は、遮熱実験７日目です。今日は、社長自ら測定をしました。
遮熱塗料は、ここ数年、大はやりですが、本当のところの効果はどうなのか？
一体、どうすればわかるのでしょう？
お客様のご感想も「ものすごく涼しくなった！」から「何となく涼しい気がする！」まで様々です。
この実験は「遮熱塗料」をおススメする時に、自信を持ってお話しできるように始めました。
今年の実験も残すところ、あと２回です。

2012年8月13日　月曜日
　　
・測定時間：12時～16時の間１時間おき　
・最高気温：36.6℃
・最低気温：35.8℃
・平均気温：36.34℃

実験の方法や概要はこちら↓

〈実験①〉スレート屋根の遮熱塗料

スレート屋根材に塗った遮熱塗料の温度を1時間ごとに計測

2012年8月13日　スレート屋根材に塗った遮熱塗料の温度の比較

	気温	新品・屋根材	クールタイトsi	クールタイト	サーモアイ	パラサーモ	快適サーモU
平均	36.3℃	52.2℃	49.0℃	49.4℃	50.0℃	48.6℃	47.4℃

今日の検証結果：スレート屋根の遮熱塗料実験

今日の結果も一番良かったのは、ミズタニの「快適サーモ」でした。
５種類の遮熱塗料の中では「サーモアイ」の結果が芳しくありません。

14時の計測
「快適サーモ」52℃
「サーモアイ」56℃

2012年8月13日14時の測定「水谷ペイント　快適サーモU」52℃ — 2012年8月13日14時の測定
「水谷ペイント　快適サーモU」52℃

2012年8月13日14時の測定「日本ペイント　サーモアイUV」56℃ — 2012年8月13日14時の測定
「日本ペイント　サーモアイUV」56℃

計測を行った塗料（コロニアル屋根）

計測の詳細

12時

13時

14時

15時

16時

この実験で使用している塗料の解説（スレート屋根材）

2012遮熱塗料実験素材コロニアル屋根 — 2012遮熱塗料実験素材
コロニアル屋根

①無塗装コロニアル屋根材
②エスケー化研：クールタイトSi
③エスケー化研：クールタイト
④本ペイント：サーモアイ
⑤日本特殊塗料：パラサーモ
⑥ミズタニ：快適サーモU

実際の屋根材に様々な遮熱塗料〈ＳＫ化研の『クールタイト』『クールタイトsi』・日本ペイントの『サーモアイ』・日本特殊塗料の『パラサーモ』・ミズタニの『快適サーモＵ』〉を塗って温度測定を行います。

〈実験②〉金属屋根の遮熱塗料

ガルバリウム鋼板やトタンなど金属屋根に模した一斗缶に遮熱塗料を塗り、温度を1時間ごとに計測

2012年8月13日　一斗缶に塗った遮熱塗料の温度の比較

一斗缶の上部で計測

	気温	ヤネフレッシュ	クールタイトsi	サーモアイ	パラサーモ	快適サーモ
平均	36.3℃	52.4℃	48.8℃	51.8℃	51.0℃	50.6℃

一斗缶の側面で計測

	気温	ヤネフレッシュ	クールタイトsi	サーモアイ	パラサーモ	快適サーモ
平均	36.3℃	48.4℃	45.6℃	45.8℃	45.6℃	45.0℃

今日の検証結果：金属屋根の遮熱塗料実験

今日の結果が一番良かったのは、エスケー化研の「クールタイトSi」でした。
４種類の遮熱塗料の中では、スレート屋根同様「サーモアイ」の結果が芳しくありません。

13時の測定
「クールタイトSi」58℃
「サーモアイ」63℃

20012年8月13日13時の測定「エスケー化研　クールタイトSi」58℃ — 20012年8月13日13時の測定
「エスケー化研　クールタイトSi」58℃

20012年8月13日13時の測定「日本ペイント　サーモアイUV」63℃ — 20012年8月13日13時の測定
「日本ペイント　サーモアイUV」63℃

計測を行った塗料（金属屋根）

計測の詳細

12時

13時

14時

15時

16時

この実験で使用している塗料の解説（金属）

①エスケー化研：ヤネフレッシュ（遮熱機能が無い屋根用塗料）
②エスケー化研：クールタイトSi
③日本ペイント：サーモアイ
④日本特殊塗料：パラサーモ
⑤ミズタニ：快適サーモＵ

エスケー化研ヤネフレッシュRC-121 — エスケー化研
ヤネフレッシュ
RC-121

一斗缶に一般塗料のＳＫ化研のヤネフレッシュと様々な遮熱塗料〈ＳＫ化研の『クールタイト』・『クールタイトsｉ』・日本ペイントの『サーモアイ』・日本特殊塗料『パラサーモ』・水谷ペイントの『快適サーモＵ』〉を塗って、温度測定を行います。

〈実験③〉ガイナなど外壁用塗料

ガイナなど外壁塗装の表面が砂粒状にザラザラしている塗料の「塗り板」の温度の比較

2012年8月13日　ガイナを中心とした様々な塗り板の温度の比較

	気温	ガイナ	ジョリパッド(上)	ジョリパッド(下)	アートフレッシュ	クリーンマイルドシリコン	クールテクトsi	リシン白
平均	36.3℃	45.0℃	40.4℃	45.2℃	44.2℃	45.4℃	44.8℃	39.4℃

今日の検証結果：外壁用遮熱塗料実験

一般塗料「クリーンマイルドシリコン」と遮熱塗料「クールテクトsi」の温度があまり変わらないのは意外です。
屋根材では、効果が出る遮熱塗料も、外壁では効果が出ないのでしょうか？

13時の測定
「クールテクトSi」５０℃
「クリーンマイルドシリコン」５１℃

20012年8月13日13時の測定「エスケー化研　クールテクトSi」50℃ — 20012年8月13日13時の測定
「エスケー化研　クールテクトSi」50℃

20012年8月13日13時の測定「エスケー化研　クリーンマイルドシリコン」51℃ — 20012年8月13日13時の測定
「エスケー化研　クリーンマイルドシリコン」51℃

計測を行った塗料（ガイナを中心とした様々な塗り板）

計測の詳細

12時

13時

14時

15時

16時

この実験で使用している塗料の解説（外壁の遮熱塗料）

①日進産業：ガイナ
②③アイカ工業：ジョリパット（上下）
④エスケー化研：アートフレッシュ
⑤エスケー化研：クリーンマイルドシリコン
⑥エスケー化研：クールテクトSi
⑦エスケー化研：リシン（白）

断熱塗料『ガイナ』の特徴は、ツヤ消し、淡彩色で、表面がザラザラしていることです。
ガイナの効果を確認するために、同様のツヤ消し塗料『アートフレッシュ』や、ツヤ消しの『シリン』、表面がツヤ消しでザラザラしている『ジョリパッド』との温度を比較してみよう！という試みです。
さらに、ツヤありの一般塗料『クリーンマイルドｓｉ』と遮熱塗料『クールテクトｓｉ』とも比較しました。