遮熱塗料【実証実験】計測データ
2012年7月10日 火曜日
・測定時間 12:00~17:00の間1時間おき
・最高気温49.7℃
・最低気温33.3℃
・平均41.3℃
実験の方法や概要はこちら↓
〈実験①〉スレート屋根の遮熱塗料
①無塗装コロニアル屋根材
②エスケー化研:クールタイトSi
③エスケー化研:クールタイト
④本ペイント:サーモアイ
⑤日本特殊塗料:パラサーモ
⑥ミズタニ:快適サーモU
実際の屋根材に様々な遮熱塗料〈SK化研の『クールタイト』『クールタイトsi』・日本ペイントの『サーモアイ』・日本特殊塗料の『パラサーモ』・ミズタニの『快適サーモU』〉を塗って温度測定を行います。
2012年7月10日 スレート屋根材に塗った遮熱塗料の温度の比較
時刻 | 気温 | 新品・屋根材 | クールタイトsi | クールタイト | サーモアイ | パラサーモ | 快適サーモU |
平均 | 40.4℃ | 51.8℃ | 51.8℃ | 51.6℃ | 53.2℃ | 51.2℃ | 50.2℃ |
今日の注目の2枚
今日の検証結果:スレート屋根の遮熱塗料実験
今日の気温は参考値ですが、板の状態は変わりませんので、「新品・屋根材」の温度が最高で63℃になったのには驚きました。
その時「快適サーモU」は6℃も低かったです。遮熱塗料の効果は明らかです。
15時の測定
「新品・屋根材」63℃
「快適サーモU」57℃
計測を行った塗料(コロニアル屋根)
計測の詳細
12時
13時
14時
2012年7月10日14時-遮熱塗料実験
15時
2012年7月10日15時の測定 「新品屋根材」63℃ 2012年7月10日15時-遮熱塗料実験
16時
17時
〈実験②〉金属屋根の遮熱塗料
①エスケー化研:ヤネフレッシュ(遮熱機能が無い屋根用塗料)
②エスケー化研:クールタイトSi
③日本ペイント:サーモアイ
④日本特殊塗料:パラサーモ
⑤ミズタニ:快適サーモU
ヤネフレッシュ
RC-121
クールタイトSi
RC-121
サーモアイUV
クールディープグレー
パラサーモ
スレートブラック
快適サーモU
ニューサーモブラック
一斗缶に一般塗料のSK化研のヤネフレッシュと様々な遮熱塗料〈SK化研の『クールタイト』・『クールタイトsi』・日本ペイントの『サーモアイ』・日本特殊塗料『パラサーモ』・水谷ペイントの『快適サーモU』〉を塗って、温度測定を行います。
2012年7月10日 一斗缶に塗った遮熱塗料の温度の比較
一斗缶の上部で計測
気温 | ヤネフレッシュ | クールタイトsi | サーモアイ | パラサーモ | 快適サーモ | |
平均 | 42.9℃ | 54.6℃ | 49.8℃ | 54.0℃ | 52.4℃ | 52.6℃ |
一斗缶に塗った遮熱塗料の温度の比較
一斗缶の側面で計測
気温 | ヤネフレッシュ | クールタイトsi | サーモアイ | パラサーモ | 快適サーモ | |
平均 | 42.9℃ | 50.2℃ | 47.6℃ | 48.0℃ | 46.6℃ | 46.4℃ |
一斗缶の側面で計測
今日の注目の2枚
「エスケー化研 クールタイトSi」49℃
「水谷ペイント 快適サーモU」54℃
今日の検証結果:金属屋根の遮熱塗料実験
一斗缶の上部では、エスケー化研の「クールタイトSi」が一番温度が低く、
側面では「水谷ペイントの快適サーモU」が一番温度が低くなっています。
14時の測定
一斗缶の上部で計測:「クールタイトsi」49℃・「ヤネフレッシュ」59℃
一斗缶の側面で計測:「快適サーモU」54℃・「ヤネフレッシュ」54℃
※今回の結果から、計測の位置によって結果にバラつきがあるように感じ、今後は赤外線センサーを当てる位置が自分の身体で陰にならないように気をつけるようにしました。
計測を行った塗料(金属屋根)
計測の詳細
12時
13時
14時
15時
16時
17時
〈実験③〉ガイナなど外壁用塗料
①日進産業:ガイナ
②③アイカ工業:ジョリパット(上下)
④エスケー化研:アートフレッシュ
⑤エスケー化研:クリーンマイルドシリコン
⑥エスケー化研:クールテクトSi
⑦エスケー化研:リシン(白)
断熱塗料『ガイナ』の特徴は、ツヤ消し、淡彩色で、表面がザラザラしていることです。
ガイナの効果を確認するために、同様のツヤ消し塗料『アートフレッシュ』や、ツヤ消しの『シリン』、表面がツヤ消しでザラザラしている『ジョリパッド』との温度を比較してみよう!という試みです。
さらに、ツヤありの一般塗料『クリーンマイルドsi』と遮熱塗料『クールテクトsi』とも比較しました。
2012年7月10日 ガイナを中心とした様々な塗り板の温度の比較
気温 | ガイナ | ジョリパッド(上) | ジョリパッド(下) | アートフレッシュ | クリーンマイルドシリコン | クールテクトsi | リシン白 | |
平均 | 40.4℃ | 44.4℃ | 41.8℃ | 45.2℃ | 42.6℃ | 44.6℃ | 45.8℃ | 39.6℃ |
ガイナを中心とした様々な塗り板の温度の比較
今回の実験で注目の2枚
ジョリパット(白)47℃
ガイナ 50℃
今日は「ジョリパッド」に注目です。
「ジョリパッド」は、おしゃれな感じの砂壁状の塗材です。上下で、白とベージュ2色で温度を測定しました。
白色は、「リシン」に次いで、温度が低くなりました。
15時の測定
「ジョリパッド上」47℃・「ガイナ」50℃
今日の検証結果:外壁用遮熱塗料実験
計測を行った塗料(ガイナを中心とした様々な塗り板)
計測の詳細
12時
13時
14時
15時
16時
17時
〈実験④〉黒い塗料
①エスケー化研:水性セラミシリコン
②エスケー化研:水性クールテクトSi
③エスケー化研:クールタイトSi
(サーモシャット中塗り仕様)
SK化研の一般塗料『セラミシリコン』と、遮熱塗料の『クールテクトsi』、遮熱塗料『下塗りサーモシャット』+『上塗りクールタイトsi』の比較実験をしました。
2012年7月10日 黒い塗料の塗り板の温度の比較
気温 | クールテクトsi | セラミシリコン | クールタイトシリコン | |
平均 | 41.3℃ | 54.8℃ | 55.7℃ | 52.0℃ |
黒で塗った塗り板」の比較
注目の2枚
「クールタイトシリコン」60℃
「セラミシリコン」67℃
今日の検証結果:黒い塗料の比較
今日の結果でも「クールタイトシリコン」が、最大7℃も温度が低くなりました。
やはり、下塗り+上塗りのダブル遮熱塗料は効果があります!!
15時の測定
「クールタイトシリコン」60℃・「セラミシリコン」67℃
計測を行った塗料(黒い塗り板)
計測の詳細
12時
13時
14時
15時
16時
17時
〈実験⑤〉外壁「断熱塗料ガイナ」の効果
ガイナとクリーンマイルドシリコン
①日進産業:ガイナ
②エスケー化研:クリーンマイルドシリコン
※遮熱機能は無し
モルタル外壁に模したストレート屋根材に、断熱塗料『ガイナ』(アイボリー)と同色の一般塗料『クリーンマイルドシリコン』を塗って温度を比較しました。
2012年7月10日 ガイナとクリーンマイルドシリコンの温度の比較
気温 | ガイナ | クリーンマイルドシリコン | |
平均 | 41.3℃ | 38.5℃ | 38.8℃ |
今回の実験で注目の1枚
ガイナ33℃
今日の検証結果:ガイナの効果
今日は、「ガイナ」は、「クリーンマイルドシリコン」よりやや低いくらいの感じでした。
計測を続けます。
15時の測定
「ガイナ」41℃
クリーンマイルドシリコン」42℃
計測を行った塗料(ガイナ・クリーンマイルドシリコン)
計測の詳細
12時・13時
14時・15時
16時・17時
〈実験⑥〉日替わり実験【色による温度の違い】
今日の実験も、艶消し仕上げ材の色による温度の比較です。
①エスケー化研:アートフレッシユ〈白〉
②エスケー化研:アートフレッシュ〈茶色〉
※遮熱機能は①、②共に無し
2012年7月10日 アートフレッシュ〈白と茶色〉の温度の比較
気温 | 壁材<白> | 壁材<茶> | |
平均 | 41.3℃ | 40.0℃ | 53.3℃ |
今回の実験で注目の1枚
アートフレッシュ<白>45℃
今日の検証結果:色による温度への影響は?
今日の実験も、艶消し仕上げ材の色による温度の比較です。
結果は、昨日と同じで、最大15℃の違いが出ました。
白色の外壁の温度は、低いです。
15時の測定
「壁材〈白〉」45℃
「壁材〈茶〉」60℃
計測を行った塗料(アートフレッシュ)
アートフレッシュ〈白〉 アートフレッシュ〈茶〉
計測の詳細
12時・13時
14時・15時
16時・17時