雨漏りに気が付いた時には、たいてい誰でも軽くパニックになってしまうものです。
大切な我が家が「雨漏りする家」だなんてショックですよね。
- 家が倒れてしまう・崩れてしまったらどうしよう…
- 柱が腐ってしまうの?どうなっちゃうの??
- 濡れたところ(断熱材や石膏ボード)が見えなくてもカビが生えて体調に悪いのでは???
などなど…誰にでも起こる経験では無いので、戸惑うう事も多いもの。
しかしここで慌て過ぎてしまうと危険です。
雨漏りの現象よりも、その後の対策の方が逆に後悔してしまう事になりかねません。
そこで今回は、雨漏りの修理を依頼する時に「落ち着いて行動するためのポイント」をお伝えします。
「雨もり」と言っても全てが同じではありません。
それぞれに雨がどのように漏っているのか?の状況や緊急性には下記のような違いがあります。
まずはその雨漏りがどのような状況なのかを確認してみることが必要で、それから対策を考えなければいけません。
下記の5項目について、分かる範囲でも良いので整理しておくと良いでしょう。
①雨漏りの状況について
- 水滴が垂れた事がある
- 床や壁に浸みやカビっぽい汚れがある
- 何となく心配
②雨漏りに最初に気が付いた時期
- 5年以上前
- 3年~1年前程度
- 今年に入ってから
③水滴や雨染みが出るタイミング
- 雨が降ると毎回漏る
- 長雨が続くと漏る
- 台風の時や強風を伴う雨の時に漏る
④雨漏り対策工事を行った履歴
- 良く分からないけれど、対策の跡がある
- 業者に依頼して対策したが直っていない
- DIYで対策をした事がある
- 特にまだ何もしていない
⑤雨漏り修理の規模
- 費用は掛かるのは仕方ないが納得がいく方法なら、完璧に直したい
(雨漏りを修理するために解体工事が伴います。50万円~100万円以上の工事が必要になるかなり雨漏りしている場合です) - 完璧には直らないかもしれないが、予算を掛けずに対策工事を、とりあえずやっておきたい
(雨漏りの根本原因は直せません) - 雨漏りを直す工事では無く、雨漏りによる劣化の点検・確認が出来るようにする【With雨漏り工事】を行う ① 雨漏りを止める修理はしないで、点検口を付ける
(今後の雨漏りで内部構造の劣化や腐食状況を観測出来るようにしておきます)
②外壁塗装をして、雨の入りそうな所やヒビ割れを埋める工事をするだけに止める
まとめ
以上5項目についてきちんとまとめておけば、業者が来た時の進め方がスムーズに行えます。
もしもがこれらをまとめておいたにも関わらず業者からのヒアリングが無い場合、その業者に依頼するのは慎重に考えた方が良いかもしれません。
雨漏りの修理では、特に業者選びが重要になります。
それは、雨漏りの修理がすべて「有り得ない工事の結果」だからです。
通常当たり前に工事を行っていれば雨は漏りません。
漏っている、という事は「有り得ない工事」が成されているので、その「有り得ない、意味不明な工事」が何なのか?を探っていくには、相当の知識と経験と勘が必要になります。
それらを持ち合わせている職人は数少なく、意外と大手にはいません。
ですから必ず合い見積もりを3社以上は取るようにしましょう。
もしもどこに頼んだら良いか分からなければ、紹介サイトを利用してみるのも1つの手です。
雨漏りの修理おまかせください!【雨漏り修理110番】