わざわざ記事にしなくても良い気がしますが…
誤解されることが多いので、濡れ衣は晴らしておきたいという気持ちで書きました。
この記事では以下の疑問に答えられるように、モルタルに入ったヒビ割れを外壁塗装で埋める3つの方法と、後半でヒビ割れと超寿命塗料についての注意点について解説しています。
- なぜペンキを薄めて塗らないのか?
- ペンキを薄く塗れば業者は得するのでは?
- プロの目から本当のことを教えて欲しい
こんな疑惑が晴れるように記事を書きました。
この記事の他にも外壁塗装の手抜き工事に関しての「裏ワザ」や「誤解」についての本当のトコロなどは、下記カテゴリーにいくつか記事があり、正直にお伝えしていきます!
ペンキを薄める手抜きの誤解
よく言われる事で「ペンキを薄めて塗る手抜き」があります。
塗料の「水増し」は出来ないのです。(水では無くてシンナーでも同じです)
薄めて塗ろうとするとどうなるか…
- 塗料が薄まると粘度が落ちて水っぽくなるので塗りにくく、垂れる方が多くなり結局手間が掛かってしまう
- 塗っても色が透けてしまい、明らかに薄めて塗ったのがバレる
ペンキを薄める手抜きが誤解という3つの理由
実際はペンキを薄める手抜きは「机上の空論」です。
その理由も書いておきますね。
ペンキを薄めて塗れたら神業だから
ですから、手抜き職人ではなく逆に神技職人になってしまいます。
神業を持つ職人がいくらそれを出来たからと言って、わざわざ塗料を薄めて塗る事はしないでしょう。
ペンキを薄めて塗ろうとすると、赤字になる!?
手抜きをする理由は予算削減ですよね。
しかし、材料費をケチろうとしてもこの方法では逆に手間が掛かってしまいます。
人件費が余計にかかってしまえば、結局赤字になってしまいます。
経費を節約するには、ペンキを正しく使う方のがベストだから
今の建設現場で一番高いのは人件費です。
なので、節約しようと思うなら作業効率を良くするのが一番良いのです。
つまり、早く塗れるようにするのがベストです。
そして、塗料を早く塗るのに最適な濃度は…結果的にベストな濃度(薄める量)になってしまいます。
まとめ
「ペンキを薄めて塗る」というのと逆に、職人の中には「俺はいっさい薄めないで塗る」と自慢げに話す人もいるようですが、それもあまり利口な方法では無いです。
何にしても適切な状態があります。
早く塗れるということは同時に綺麗に塗れることになります。
過度に薄めたら、「遅く・汚く」しか塗れません。
文章にする事が出来たら、また記事にしてみたいと思います。
さて、塗装や塗料に関する誤解やねつ造はまだありますので興味がありましたら、他の【外壁塗装と手抜き工事】関連の記事も読んで頂けると有りがたいです。