バルコニーのウレタン防水は紫外線劣化の影響を受けやすく外壁や屋根よりもメンテナンス寿命が短いのが一般的です。
そこで、外壁塗装の依頼時には下記のようになる事が多くなります。
- 適切な工事の時期を過ぎていて、劣化が激しすぎる
- 前回の工事が失敗していたり、手抜き工事だったのに初めて気付いた[/list]
一旦このようになってしまうと、トップコートの塗り替えだけではダメで、ウレタン防水の補修工事が必要になります。
そのような既に不具合のあるウレタン防水を放置しておくと本格的な雨漏りになってしまい大変です。
そうなる前に出来るだけ早く補修を含めた工事をすれば、少しでも良い状態出来ます。
- バルコニーのウレタン防水が剥がれているので補修したい
- ウレタン防水の剥がれ補修をしたいが、業者が正しくやるか確認したい
- ウレタン防水の剥がれ補修を依頼されたが、正しい工法を知りたい(業者)[/box]
剥がれたウレタン防水の補修工事の7つの工程
剥がれたウレタン防水の補修工事は「今回の事例」では7工程です。
- ウレタン防水の亀裂・剥がれの確認
- 不具合箇所の撤去
- プライマー塗装(1回目)
- 下地調整(ミラクファンドKC-1000 エスケー化研株式会社)
- プライマー塗装(2回目)
- ウレタン防水主材(日本特殊塗料 プルーフロンバリュー)
- ウレタン防水のトップコート塗装
- ウレタン防水の補修工事完成
ではこれから画像29枚を使って具体的に解説します。
ウレタン防水の亀裂・剥がれの確認
工事が前提なので、分かりやすいようにサインペンで印をつけていきます。
剥がれている箇所の撤去
剥がしていると、どこまでも行ってしまう場合もあるので、この工程の前の確認で見当を付けておくのも大切です。
プライマー塗装(1回目)
補修を行う場所にプライマーを塗り、接着力を高めます。
下地調整(ミラクファンドKC-1000 エスケー化研株式会社)
乾いたら、微妙な段差をサンドペーパーで平らにします。
プライマー塗装(2回目)
ミラクファンドはセメント系フィラーなので、ウレタン防水との密着性を整えます。
この後最後に床面全面のトップコート塗装を行うので、プライマーは床全面を塗っておきます。
ウレタン防水主材(日本特殊塗料 プルーフロンバリュー)
今回の補修では、コスト面も考慮して不具合箇所だけを防水材施工をします。
そのため、補修を行った部分だけをテープで区切りプルーフロンバリューを塗ります。
ウレタン防水のトップコート塗装
ウレタン防水の補修工事完成
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では下記の点についてまとめてみました。
この記事の内容が腑に落ちて早めに今の悩みが解決すると嬉しいです。
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