2009年10月2日に行った遮熱塗料実験の記録です。
ハロゲンランプを当て、一般塗料との比較をしました。
目次
実験の準備
屋根用の遮熱塗料、エスケー化研
熱源用ハロゲンランプ
遮熱塗料塗装済み一斗缶
赤外線放射温度計
セッティング
屋根用の塗料を塗った一斗缶2つを
実験開始
遮熱塗料実験1分後…
遮熱塗料実験開始1分後…ヤネフレッシュ(87℃)
1分後…エスケー化研 クールタイトSi(85℃)
遮熱塗料実験2分後…
遮熱塗料実験開始2分後…ヤネフレッシュ(97℃)
遮熱塗料実験開始2分後…クールタイトSi(89℃)
遮熱塗料実験10分後(熱源の当たっていない部分での計測)
10分後の計測では、直接ハロゲンランプの光が当たっていない部分(一斗缶の上部)で計測しました。
鉄板表面からの熱伝導と一斗缶内部の空気から伝わった熱の温度が測れます。
遮熱塗料実験開始10分後のエスケー化研 ヤネフレッシュ(38℃)
遮熱塗料実験開始10分後のエスケー化研 クールタイトSi(35℃)
2009年 遮熱塗料実験結果
今回の実験では遮熱塗料の効果がハッキリと出ました。
一般塗料 ヤネフレッシュ | 遮熱塗料 クールタイトSi | 遮熱塗料の効果 温度差 | |
---|---|---|---|
実験前 | 21℃ | 21℃ | 0℃ |
1分後 | 87℃ | 85℃ | -2℃ |
2分後 | 97℃ | 89℃ | -8℃ |
10分後 (一斗缶上部) | 38℃ | 35℃ | -3℃ |
ただし、ハロゲンランプでの疑似実験では何か物足りないものがあるので、来年の夏を待って直射日光での実験を行いたいと思います。