2009年【遮熱塗料の効果測定】ハロゲンランプによる実験

遮熱塗料実験2009

2009年10月2日に行った遮熱塗料実験の記録です。

ハロゲンランプを当て、一般塗料との比較をしました。

目次

実験の準備

屋根用の遮熱塗料、エスケー化研

エスケー化研クールタイトSi CLR-121セピアブラウン
エスケー化研クールタイトSi CLR-121セピアブラウン

熱源用ハロゲンランプ

ハロゲンライト 500W CHP-500 投光器 CASTER
ハロゲンライト 500W CHP-500 投光器 CASTER

遮熱塗料塗装済み一斗缶

遮熱塗料塗装済み一斗缶
遮熱塗料塗装済み一斗缶

赤外線放射温度計

赤外線放射温度計 SK-8700 II
赤外線放射温度計 SK-8700 II

セッティング

屋根用の塗料を塗った一斗缶2つを

2009年遮熱塗料実証実験セッティング
2009年遮熱塗料実証実験セッティング
赤外線放射温度計による計測
赤外線放射温度計による計測
コーヒーの温度は68℃
コーヒーの温度は68℃

実験開始

赤外線放射温度計による計測開始
赤外線放射温度計による計測開始

遮熱塗料実験1分後…

遮熱塗料実験開始1分後

遮熱塗料実験開始1分後…ヤネフレッシュ(87℃)

遮熱塗料実験開始1分後のエスケー化研 クールタイトSi

1分後…エスケー化研 クールタイトSi(85℃)

遮熱塗料実験2分後…

遮熱塗料実験開始2分後のエスケー化研 ヤネフレッシュ(97℃)

遮熱塗料実験開始2分後…ヤネフレッシュ(97℃)

遮熱塗料実験開始2分後のエスケー化研 クールタイトSi(89℃)

遮熱塗料実験開始2分後…クールタイトSi(89℃)

遮熱塗料実験10分後(熱源の当たっていない部分での計測)

10分後の計測では、直接ハロゲンランプの光が当たっていない部分(一斗缶の上部)で計測しました。
鉄板表面からの熱伝導と一斗缶内部の空気から伝わった熱の温度が測れます。

遮熱塗料実験開始10分後のエスケー化研 ヤネフレッシュ(38℃)

遮熱塗料実験開始10分後のエスケー化研 ヤネフレッシュ(38℃)

遮熱塗料実験開始10分後のエスケー化研 クールタイトSi(35℃)

遮熱塗料実験開始10分後のエスケー化研 クールタイトSi(35℃)

2009年 遮熱塗料実験結果

今回の実験では遮熱塗料の効果がハッキリと出ました。

一般塗料
ヤネフレッシュ
遮熱塗料
クールタイトSi
遮熱塗料の効果
温度差
実験前21℃21℃0℃
1分後87℃85℃-2℃
2分後97℃89℃-8℃
10分後
(一斗缶上部)
38℃35℃-3℃

ただし、ハロゲンランプでの疑似実験では何か物足りないものがあるので、来年の夏を待って直射日光での実験を行いたいと思います。

注意事項

実験に使用した塗料は当時販売していたものです。
閲覧して頂いている時点で廃版となっている塗料もありますので、その旨ご了承ください。

その他の年の実験結果

2009年の遮熱塗料実証実験の結果

2010年の遮熱塗料実証実験の結果

2011年の遮熱塗料実証実験の結果

2012年の遮熱塗料実証実験の結果

2014年の遮熱塗料実証実験の結果

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この記事を書いた人

塗装職人の2代目・職人15年・外装会社経営15年。塗料や塗装の知識・業者選び等…正しい情報を分かりやすく発信します。このサイトの目標は「誰もが適切な診断と良い工事が出来るようになる事」

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